債務整理の個人再生のメリットとデメリットについて

借金問題を抱えているときには、支払いの苦痛から逃れるために債務整理を行いたいときがあると思います。債務整理の方法を選択するときには、それぞれの手続きを行った場合に発生するメリットやデメリットを把握しておくことが大切です。債務整理の種類には個人再生というものがありますが、個人再生を行った場合のメリットには、住宅ローンの特例を利用することによって住宅を失わずに借金の整理が行える点があります。また、自己破産を行ったときには一定の職業についての資格制限が発生しますが、個人再生の場合にはどのような職業の人であっても、債務整理の手続きを行っている間も仕事をすることが可能です。

自己破産では裁判所に免責を認められるかどうかについて、不許可事由に該当したときに免責許可を受けることができませんが、個人再生であれば免責の不許可事由はありませんので、借金が増えた理由がギャンブルや投資、浪費などであっても手続きが行えます。500万円以下の借金を抱えているときには、5分の1の金額に圧縮してもらうことができるので、返済しやすい金額で支払っていくことが可能になる点もメリットです。個人再生のデメリットとしては、他の債務整理の場合と同様に官報に掲載されることや、一定期間においてブラックリストに登録されるために、ローンやクレジットカードの作成ができないことが挙げられます。他の手続きと比較したときに、裁判所の認可を受けるまでに時間がかかる点もデメリットとして考えられます。

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