借金がかさんでしまい、自分の支払い能力が借金に追い付かなくなった時は、一人で悩まず法律家に債務整理を依頼しましょう。借金が減額になったり、払いすぎていた利息が戻ってきたりと、様々なメリットがあります。法律家を間に入れることで、督促の電話やハガキなども止まります。取り立てが止まると精神的負担も軽くなりますので、債務整理はおすすめの方法です。

債務の整理には任意整理、個人再生、過払い金返還請求、自己破産などの種類があります。どの債務整理もメリットとデメリットが存在してるので、自分の状況に合った方法を選択しましょう。また、借金額や返済状況によっては希望する債務整理が行えない場合もありますので注意してください。あまりにも借金が膨らんでしまったときは自己破産が思い浮かびます。

この方法のメリットは今まで抱えていた借金が帳消しになることです。しかし、延滞している税金は払わなければなりませんし、一定の財産は処分されます。この他にも、数ヵ月の間は特定の仕事に就けない、信用情報機関のブラックリストに掲載されるなどのデメリットも発生します。裁判所を通さずに整理ができる任意整理。

重い利息はカット、官報に掲載されない、自己破産のように職業の制限や資格の制限がないところがメリットです。しかし、数年間はブラックリストに入ってしまうため、新しくお金を借りられない、ローンが組めないなどのデメリットもあります。このように、どの方法にも一長一短がありますので、よく考えた上で債務整理を行う必要があります。